株式会社JCE

所有調査・試験機器一覧


■鉄筋探査機(配筋調査(鉄筋調査))

・電磁波レーダー法

  電磁波をコンクリートの表面から内部に向けて放射し,対象物からの反射信号を受信することにより,
鉄筋や空洞などの位置及び深さを画像表示・記録します.


ハンディサーチ NJJ-95B(日本無線)

※最大探査深度30cm,かぶり測定分解能約1mm

ストラクチャスキャン SIR-EZ(GSSI社)

※最大探査深度50cm,1600MHzパルスにより
測線1cm当たり4scanの高密度探査


ストラクチュアスキャンSIR-EZ XT(GSSI社)

※高周波(2,700MHz)で高分解能、探査深度が約60cm
キューブアンテナ(SIR-EZ XTオプション)

※狭小スペース探査用超小型電磁波レーダ



2D表示             3D表示
GP8800(proceq社) ※ステップ周波数連続波(SFCW)の広い周波数範囲を同時に照射することで,
高い解像度と広い範囲の検出が可能.探査した画像を構造物に映し出す
AR(拡張現実)機能を搭載している.



ユーティリティスキャンスマート(GSSI社)

350MHzアンテナ搭載の地中レーダ


 ・電磁波誘導法

  電磁誘導法は,試験コイルに交流電流を流すことによってできる磁界内に,対象鉄筋を配置することによって測定します.
この方法では,鉄筋位置やかぶり測定ができ,機器の種類によっては鉄筋径の推定も可能です.
電磁波レーダ法と比較してコンクリートの湿潤状態や品質等による影響を受けないため,かぶりが比較的浅いかぶり(10cm程度まで)の
測定に有効です.


プロフォメーター5(プロセク社)

※探査深度10cm程度,鉄筋径推定可能(かぶり約50mm)

フェロスキャンPS 200(日本ヒルティ)

※スキャナー(右)とモニター(左)はコード接続不要の赤外線通信
『非破壊試験によるコンクリート構造物中の配筋状態及びかぶり測定
要領(案)』国土交通省大臣官房技術調査課著 適合


トランスポインターPX 10(日本ヒルティ)

※部材の片面でトランスミッタから放射した磁場を部材背面のレシーバによって検知することで,
部材厚と部材両側の位置を測定することができます.





■赤外線調カメラ(赤外線調査:浮き・剥離)
ハンディサーモ TVS-200EX(日本アビオニクス(旧NEC Avio赤外線テクノロジー))





■超音波測定器(ひび割れ深さ,部材厚,品質(ASR,等の劣化度)調査)

     超音波とは人間の耳に聞こえる音の周波数以上で通常1万6000Hz以上の音波を言います.
  超音波調査は,送信センサー(探触子)から超音波を送信し,受信センサー(探触子)で受信した伝播(伝搬)時間と透過波や
  反射波等の想定される伝播(伝搬)経路から伝搬速度(音速)やひび割れ深さ及び部材厚を算定(推定)します.


エルソニックメーターESI-10(東横エルメス)
 
   『微破壊・非破壊試験による新設の構造体コンクリート
                     強度測定要領(案)(H30)』
新設構造体コンクリートの圧縮強度を超音波試験法によって
推定する方法に適用する(土研法)
国土交通省大臣官房技術調査課 適合機種

ソニックサーチャー(テクノリサーチ)





■鋼材板厚測定器(超音波法)

DM4 DL(GEインスペクション・テクノロジーズ)
CTS-30A(SIUI社)





■コンクリート水分計

HI-520(ケット科学研究所)

※高周波容量方式の水分計で,あらかじめダイアルをセットして測定箇
所に軽く押し当てるだけで測定できます.自動的に補正,演算が行われ
人工軽量骨材コンクリート・石膏ボード・モルタル・コンクリート・
ALCモルタルなどの水分を迅速にデジタル表示します.

PM-101(サンコウ電子研究所)

※電気式で密度や埋設鉄筋などに影響されずに
モルタル・コンクリート,プラスタ・石膏などの水分が測定できます.


CMEX2(TRAMEX社)

※木材用ピンプローブや温湿度用RHプローブも取り付け可能なオールインワンタイプで、
コンクリート・木材、どちらも対応可能なユニバーサル設計.





■テストハンマー(圧縮強度推定)

  ・普通コンクリート用

NR型  記録式(記録紙)(proceq社)

※『土木コンクリート構造物の品質確保について』
(国官技第61号,平成13 年3 月)に基づいて行う
テストハンマーによる強度測定調査に適用

ディジシュミット 2000ND(proceq社)

各種学会式入力済み



シュミット Live N形(proceq社)

※平均値の算出、異常値の判別,打撃角度も自動で
感知して補正できるため、煩わしい計算が不要です.

シルバーシュミット(proceq社)

※従来のシュミットハンマーは反発の高さ(R値)を測定していましたが,
このシルバーシュミットは反発の速度比(Q値)を測定します.
その違いにより,従来型のシュミットハンマーよりも非常に広い範囲での
強度推定が可能となりました.


  ・低強度コンクリート用(若材令時,脱型時など)
P型(振子式)(proceq社)

※測定範囲  5〜30N/mm2
衝撃エネルギー 0.88Nm





■ボアホールカメラ(ファイバースコープ)

スネークアイ(ミルス・システムズ)

※カメラヘッドは外径φ28mmの防水タイプ(30m)でリモコン駆動90°
曲折3段階切換え可能なLED照明搭載
カメラヘッドは延長コードで最長100mまで継ぎ足し可能

PRM283A(J-SCOPE)

※モニターヘッド外径:28mm ケーブル長さ:30m(φ6mm)
適応管径:直径40-100mm,超広角レンズで管壁も鮮明
高輝度LED8灯を搭載,水深10mの水中使用



AJ-8802
ファイバースコープ(光源一体タイプ1m[sp1])


ファイバースコープ





■データロガー,スイッチボックス(温度,ひずみ,電流・電圧測定)

TC-31K(東京測器研究所)

※スイッチボックス接続状況(右)

メモリーハイロガーLR8431 (日置電機)

※10ch アナログ絶縁入力(電圧・熱電対)+ 4ch パルス入力
全ch, 10 ms スキャン方式高速サンプリング





■建研式接着力試験機

※断面修復工法や表面保護工法における品質試験として,コンクリート下地との接着(付着)強度の確認に使用します.

LPT-1000(オックスジャッキ)





■無抵抗電流測定器

   絡電流および微小電流測定用に開発された内部抵抗の非常に小さい電流計です.
犠牲陽極(ガルバ゙シールド)等の微小電流測定に使用できます.


HM-103A(北斗電工)
犠牲陽極(ガルバシールドXP4)





■照合電極,分極抵抗測定

   鉄筋の腐食は,金属鉄がイオン化して表面から溶け出し,電子が生成するアノード反応と生成した電子が水および酸素と反応する
カソード反応により進行します.溶け出した鉄イオンは水酸化イオンと反応して水酸化鉄や含水酸化鉄等となり,錆が生成します.
自然電位法は,照合電極に対する鉄筋の電位を測定することにより,アノード反応による鉄筋電位の低下(卑な方向への変化)の
有無を調べ,鉄筋腐食の腐食程度を推定するものです.


照合電極(銅硫酸銅電極)
マルチメータ





■分極抵抗測定器

 高低2周波の微弱な交流電流を流して,その時のインピーダンス値を測定し,腐食速度と反比例の関係にある分極抵抗を求めることで,
コンクリート中にある鉄筋の腐食範囲や腐食速度を評価します.

携帯型鉄筋腐食診断器 CM-V(四国総合試験所)





■腐食試験機

   ガルバノスタットパルス法により,腐食密度・電気抵抗および自然電位を測定。腐食密度測定モードでは,コンクリート電気抵抗および,
自然電位も同時に測定できます.
コンクリートの表面が湿った状態、炭酸化状態,または防食処理された状態においても,自然電位および電気抵抗が得られ,
鉄筋腐食の信頼できる測定が可能です.


CorroMap





■KUMONOS(ひび割れ調査)

 トータルステーションを用いて離れた位置から3次元位置座標で計測するのでひび割れ形状がCADで正確に再現できます.


KUMONOS(関西工事測量)トータルステーション(SOKKIA)





■透気試験機

 セル内の空気を真空ポンプを使用して吸い上げた状態の圧力をゼロとし,その圧力が一定時間でどれだけ上昇するかを測定し,
KT値を求めます.


パーマトールAC